掘る我
中国製でチープな作りもまたご愛嬌。 まずHOLGAとは元々社名であるが、製品にもその名を付けた事からカメラ自体の事を指すようになった。 主に中国で教材として生産・販売されている。日本では(株)エー・パワーが輸入、卸を行っている。 基本的には120mmフィルムを使用するが、部品の交換で35mmやポラロイドも使用可能。 少し前の型のHOLGAは裏蓋が外れたり、光漏れ、巻き太り等が頻発に発生していたが、 最近の型の物は改善されており「優等生HOLGA」と呼ばれる。 ただ、上記の症状はトイカメラ的には"オイシイ"もので予期しない写り方をする為、 わざと光漏れや周辺露光落ちを狙って改造する人もいたりする。 チープな外観と写りの割にはフィルム・現像・プリント代が全て35mmフィルムと比べ高いので注意が必要。 「HOLGA」と言えば普通、ブローニーフィルムを使用する黒く大きいHOLGAを指すが、 日本で05年末に限定生産された白い外装のHOLGA「HOLGA Snow(HOLGA120FNW)」等、 他にも35mmフィルムを使用する「にゃーにゃーHOLGA」「HOLGA35AFX」や 110フィルムを使用する「Baby HOLGA」、「Sister HOLGA」等も存在する。