タイトルはクロニクルの歌詞ですが

やっと、落ち着いてきました。
最初訃報を聞いた時は「は?」って感じでページを一回閉じて開き直したりもしたよ。
でもそこに映し出された内容は変わらなかった。
悪い夢だと思って寝て起きてまた確認したけど夢じゃなかった。
とにかく悲しかった。
新しい音源がもう聴けなくなるからじゃない、あの気持ち悪いニヤニヤ顔も気持ちの悪い仕草も、決して上手いとは言えないけど何故か心を掴んで離さない歌声も生で観ることも聴くこともできないって考えたらどうしようもなく悲しくなってしまった。
もう楽曲がどうではなくて、志村正彦という人間自体が大好きだったんだなってその時気付いた。
実際は音楽でしか繋がってないのにね。
でも、ネット上を見るとオレと同じような人は沢山いた。同業者達も皆志村の死を悼んでいた。
あぁ、なんだ志村を好きな人はこんなにいたんだって思った。

昨日、繋がりの深かった奥田民生フジファブリックの茜色の夕日を歌ったそうだ。
途中の歌詞で
『僕じゃきっとできないな できないな
本音を言うこともできないな できないな
無責任でいいな ラララ
そんな事を思ってしまった しまった しまった!』


って部分があるんだけど、そこで民夫が感極まってしまって
その後のサビが歌えなくなって、観客ももらい泣きしてたという場面が会ったらしい。
憧れの先輩を泣かすなんてなんて罪作りなやつなんだよ。
その記事見て思わず泣いちゃったよ。



ともかく、だんだんこの現実を受け入れられてきました。
曲も聞けるようになりました。
改めていい曲ばかりだなぁ。
今も聞いている人はもっともっと聞いてやってください。
今まで聞いたことなかった人で興味を少しでも持った人も聞いてやってください。
本当にいい曲達ばかりだから。


明日、13時からアースへ行こうと思います。
そこで、きっぱりとけじめをつけられそうな気がします。
49日まではこっちにいると思うのでアースステージに来るよね、きっと。
そしたら伝えたいことを伝えてきます。
何十年か後にはまた向こうで書き溜めた曲を聞きに行くよって。
それまでさようなら。
そして、今までありがとう。